[Japanese|English]
SSHクライアントの使い方 (Linux & macOS)
セットアップ
LinuxとmacOSではsshコマンドによってサーバに接続します. sshコマンドはほとんどの場合,OSに標準で用意されています. お使いのシステムにsshコマンドが用意されているかどうかは,次のコマンドで確認できます.
% which ssh
インストール済みであれば,次のように表示されます(お使いの環境によって多少異なります).
% which ssh /usr/bin/ssh
インストールされていない場合は,次のように表示されます(お使いの環境によって多少異なります).
% which ssh ssh not found
インストールされていない場合は,各OSのパッケージマネージャを使ってインストールしてください.
Debian,Ubuntuの場合 % apt-get install openssh-client
Fedora, CentOSの場合 % yum install openssh-clients
接続方法
ターミナルを開き,次のように入力することで各クラスタの開発用サーバに接続できます.
% ssh <USER>@<SERVER>
<USER>,<SERVER>部分は,あなたのユーザ名,接続先のサーバ名にそれぞれ読み替えてください. 学外利用者の方は,ユーザ名として「par」から始まるTUT-高専HPC共用サービスにて発行されたユーザ名を入力して下さい.
GUIアプリケーションを実行する場合は,次のように入力してください.
% ssh -X <USER>@<SERVER>
公開鍵の作成
ssh-keygenコマンドで,公開鍵と秘密鍵のペアを作成することができます.
鍵の生成では,3回入力を求められます.
- 秘密鍵を保存する場所が聞かれます.
- 鍵に設定するパスフレーズを入力します.
- 確認のため,もう一度パスフレーズを入力します.
ssh-keygenコマンドの実行例は下記のとおりです.
% ssh-keygen Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/tutuser/.ssh/id_rsa): Enter passphrase (empty for no passphrase): Enter same passphrase again: Your identification has been saved in /home/tutuser/.ssh/id_rsa. Your public key has been saved in /home/tutuser/.ssh/id_rsa.pub. The key fingerprint is: 8f:3c:39:7c:1a:b0:16:22:97:9b:1d:a2:64:df:e2:10 tutuser@tutuser-VirtualBox The key's randomart image is: +--[ RSA 2048]----+ | | | | | | | . | | E = + S | | o * B B + | | o = = O o | | o o * | | . . | +-----------------+
デフォルトの場合,鍵は次の場所に生成されます.
- 公開鍵: ~/.ssh/id_rsa.pub
- 秘密鍵: ~/.ssh/id_rsa