編集不可のページ History 添付ファイル

 

ページ名: "HowToSetupEnvironment"の差分
40と43のリビジョン間の差分 (その間の編集: 3回)
2025-06-10 00:25:53時点のリビジョン40
サイズ: 4160
編集者: yi041
コメント:
2025-06-10 01:22:25時点のリビジョン43
サイズ: 4020
編集者: yi041
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 7: 行 7:
||<20%>名称 ||<20%>種別 ||<40%>設定用コマンド || ||<25%>名称 ||<15%>種別 ||<30%>設定用コマンド ||
行 16: 行 16:


行 20: 行 17:
行 25: 行 21:
行 26: 行 23:
行 30: 行 26:
行 31: 行 28:
行 35: 行 31:
行 36: 行 33:
行 40: 行 36:
行 41: 行 38:
行 45: 行 41:
=== ソフトウェア利用環境の設定方法 ===
情報メディア基盤センターの研究用アプリケーションを利用する場合,利用するソフトウェアに応じて環境変数を設定する必要があります.MATLABを利用したい場合は,窓口サーバにて以下のコマンドを実行してください.
行 48: 行 42:
{{{
$ module load matlab-R2024b
}}}
MATLAB以外のアプリケーションは計算サーバにインストールされています. moduleコマンドを実行する前に,以下のコマンドでmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)
=== 研究用アプリケーション利用環境の設定方法 ===
情報メディア基盤センターの研究用アプリケーションが計算サーバにインストールされています.利用する場合,利用するソフトウェアに応じて環境変数を設定する必要があります.インタラクティブジョブを実行後,もしくはバッチジョブの実行スクリプトにてmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)
行 56: 行 47:
その他,以下の環境設定用コマンドが利用できます.
行 58: 行 48:
||<tablewidth="750px">ソフトウェア名||バージョン||設定用コマンド|| 各アプリケーションの環境設定用コマンドは以下の通りです.
||<30%>ソフトウェア名||<30%>バージョン||<30%>設定用コマンド||
行 65: 行 56:
行 70: 行 60:
行 74: 行 63:
行 75: 行 65:
行 79: 行 68:
行 80: 行 70:
行 84: 行 73:

利用環境の設定方法

moduleコマンドによる利用環境の設定

開発環境の設定方法

計算プログラムをコンパイルする場合,コンパイラやライブラリに応じてパスや環境変数を設定する必要があります. moduleコマンドによりパスや環境変数を一括で設定することができます.

窓口サーバでは,以下の環境設定用コマンドが利用できます.

名称

種別

設定用コマンド

GNUコンパイラ (GCC)

コンパイラ

(ログイン直後から使用可能)

Intelコンパイラ

コンパイラ

module load intel/2025

AMDコンパイラ (AOCC)

コンパイラ

module load aocc/5.0.0

Intel Math Kernel Library (MKL)

数値計算ライブラリ

module load intel/2025

AMD Optimizing CPU Libraries (AOCL)

数値計算ライブラリ

module load aocl/5.0.0

Intel MPI

並列計算ライブラリ

module load intelmpi/2025

Open MPI

並列計算ライブラリ

module load openmpi5.04

例えば,IntelコンパイラとIntel MPIを利用したい場合は,以下のようにコマンドを実行して下さい.

$ module load intel/2025
$ module load intelmpi/2025

開発環境を切り替える際には,以下のコマンドを実行し既存の環境設定を削除した後,新しい開発環境を設定します.

$ module unload [モジュール]

ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます.

$ module list

利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます.

$ module avail

インタラクティブジョブやバッチジョブにより,計算サーバでコンパイラや各種ライブラリを利用することも可能です. その際には以下のコマンドでmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)

Singularity> . /etc/profile

研究用アプリケーション利用環境の設定方法

情報メディア基盤センターの研究用アプリケーションが計算サーバにインストールされています.利用する場合,利用するソフトウェアに応じて環境変数を設定する必要があります.インタラクティブジョブを実行後,もしくはバッチジョブの実行スクリプトにてmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)

Singularity> . /etc/profile

各アプリケーションの環境設定用コマンドは以下の通りです.

ソフトウェア名

バージョン

設定用コマンド

ABAQUS

2025

module load abaqus-2025

ANSYS HFSS

24.r2

module load ansys.hfss2024

COMSOL Multiphysics

6.3

module load comsol63

Gaussian

16 Rev.C.01

module load gaussian16

Materials Studio

2025

module load MaterialsStudio-v2025

  • 研究用アプリケーションを研究目的で利用する際には,計算機利用申込書の提出をお願いいたします.
  • 申請方法は http://imc.tut.ac.jp/research/form を参照してください.

ソフトウェアの環境設定を削除する場合は,以下のコマンドを実行してください.

$ module unload [モジュール]

ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます.

$ module list

利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます.

$ module avail

ログイン後の環境設定方法

以下のファイルを編集することで,ログイン後の環境を自動的に設定することができます.

  • shの場合: ~/.profile
  • bashの場合: ~/.bash_profile, ~/.bashrc
  • cshの場合: ~/.cshrc