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= Moduleコマンドによる利用環境の設定 = | = 利用環境の設定方法 = == moduleコマンドによる利用環境の設定 == === 開発環境の設定方法 === 計算プログラムをコンパイルする場合,コンパイラやライブラリに応じてパスや環境変数を設定する必要があります. moduleコマンドによりパスや環境変数を一括で設定することができます. 窓口サーバでは,以下の環境設定用コマンドが利用できます. ||<25%>名称 ||<15%>種別 ||<30%>設定用コマンド || ||GNUコンパイラ (GCC) ||コンパイラ ||(ログイン直後から使用可能) || ||Intelコンパイラ ||コンパイラ ||module load intel/2025 || ||AMDコンパイラ (AOCC) ||コンパイラ ||module load aocc/5.0.0 || ||Intel Math Kernel Library (MKL) ||数値計算ライブラリ ||module load intel/2025 || ||AMD Optimizing CPU Libraries (AOCL) ||数値計算ライブラリ ||module load aocl/5.0.0 || ||Intel MPI ||並列計算ライブラリ ||module load intelmpi/2025 || ||Open MPI ||並列計算ライブラリ ||module load openmpi5.04 || 例えば,IntelコンパイラとIntel MPIを利用したい場合は,以下のようにコマンドを実行して下さい. {{{ $ module load intel/2025 $ module load intelmpi/2025 }}} 開発環境を切り替える際には,以下のコマンドを実行し既存の環境設定を削除した後,新しい開発環境を設定します. {{{ $ module unload [モジュール] }}} ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます. {{{ $ module list }}} 利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます. {{{ $ module avail }}} インタラクティブジョブやバッチジョブにより,計算サーバでコンパイラや各種ライブラリを利用することも可能です. その際には以下のコマンドでmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース) {{{ Singularity> . /etc/profile }}} === 研究用アプリケーション利用環境の設定方法 === 情報メディア基盤センターの研究用アプリケーションが計算サーバにインストールされています.利用する場合,利用するソフトウェアに応じて環境変数を設定する必要があります.インタラクティブジョブを実行後,もしくはバッチジョブの実行スクリプトにてmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース) {{{ Singularity> . /etc/profile }}} 各アプリケーションの環境設定用コマンドは以下の通りです. ||<30%>ソフトウェア名||<30%>バージョン||<30%>設定用コマンド|| ||ABAQUS||2025||module load abaqus-2025|| ||ANSYS HFSS||24.r2||module load ansys.hfss2024|| ||COMSOL Multiphysics||6.3||module load comsol63|| ||Gaussian||16 Rev.C.01||module load gaussian16|| ||Materials Studio||2025||module load MaterialsStudio-v2025|| * 研究用アプリケーションを研究目的で利用する際には,計算機利用申込書の提出をお願いいたします. * 申請方法は http://imc.tut.ac.jp/research/form を参照してください. ソフトウェアの環境設定を削除する場合は,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ module unload [モジュール] }}} ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます. {{{ $ module list }}} 利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます. {{{ $ module avail }}} === ログイン後の環境設定方法 === 以下のファイルを編集することで,ログイン後の環境を自動的に設定することができます. * shの場合: ~/.profile * bashの場合: ~/.bash_profile, ~/.bashrc * cshの場合: ~/.cshrc |
利用環境の設定方法
moduleコマンドによる利用環境の設定
開発環境の設定方法
計算プログラムをコンパイルする場合,コンパイラやライブラリに応じてパスや環境変数を設定する必要があります. moduleコマンドによりパスや環境変数を一括で設定することができます.
窓口サーバでは,以下の環境設定用コマンドが利用できます.
名称 |
種別 |
設定用コマンド |
GNUコンパイラ (GCC) |
コンパイラ |
(ログイン直後から使用可能) |
Intelコンパイラ |
コンパイラ |
module load intel/2025 |
AMDコンパイラ (AOCC) |
コンパイラ |
module load aocc/5.0.0 |
Intel Math Kernel Library (MKL) |
数値計算ライブラリ |
module load intel/2025 |
AMD Optimizing CPU Libraries (AOCL) |
数値計算ライブラリ |
module load aocl/5.0.0 |
Intel MPI |
並列計算ライブラリ |
module load intelmpi/2025 |
Open MPI |
並列計算ライブラリ |
module load openmpi5.04 |
例えば,IntelコンパイラとIntel MPIを利用したい場合は,以下のようにコマンドを実行して下さい.
$ module load intel/2025 $ module load intelmpi/2025
開発環境を切り替える際には,以下のコマンドを実行し既存の環境設定を削除した後,新しい開発環境を設定します.
$ module unload [モジュール]
ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます.
$ module list
利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます.
$ module avail
インタラクティブジョブやバッチジョブにより,計算サーバでコンパイラや各種ライブラリを利用することも可能です. その際には以下のコマンドでmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)
Singularity> . /etc/profile
研究用アプリケーション利用環境の設定方法
情報メディア基盤センターの研究用アプリケーションが計算サーバにインストールされています.利用する場合,利用するソフトウェアに応じて環境変数を設定する必要があります.インタラクティブジョブを実行後,もしくはバッチジョブの実行スクリプトにてmoduleコマンドを有効化してください.(.と/の間にスペース)
Singularity> . /etc/profile
各アプリケーションの環境設定用コマンドは以下の通りです.
ソフトウェア名 |
バージョン |
設定用コマンド |
ABAQUS |
2025 |
module load abaqus-2025 |
ANSYS HFSS |
24.r2 |
module load ansys.hfss2024 |
COMSOL Multiphysics |
6.3 |
module load comsol63 |
Gaussian |
16 Rev.C.01 |
module load gaussian16 |
Materials Studio |
2025 |
module load MaterialsStudio-v2025 |
- 研究用アプリケーションを研究目的で利用する際には,計算機利用申込書の提出をお願いいたします.
申請方法は http://imc.tut.ac.jp/research/form を参照してください.
ソフトウェアの環境設定を削除する場合は,以下のコマンドを実行してください.
$ module unload [モジュール]
ロードしているモジュールは以下のコマンドにより確認できます.
$ module list
利用できるモジュールは以下のコマンドにより確認できます.
$ module avail
ログイン後の環境設定方法
以下のファイルを編集することで,ログイン後の環境を自動的に設定することができます.
- shの場合: ~/.profile
- bashの場合: ~/.bash_profile, ~/.bashrc
- cshの場合: ~/.cshrc