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編集者: yi041
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2025-07-09 04:00:56時点のリビジョン25
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編集者: yi041
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= 深層学習コンテナを利用する方法 = = Singularityイメージファイルの入手 =
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singularity pullを利用することで,Singularityイメージファイル(sif)のダウンロードやDockerイメージのsifへの変換が可能です.
ここでは深層学習用コンテナを利用する例として,Dockerイメージのsifへの変換例を示します.キャッシュや一時ファイルを/work/[ユーザID]領域以下に生成するように環境変数を設定しています.これらがない場合,/home容量のオーバーやディレクトリのアクセス権限によるエラーとなります.
Singularityイメージファイル(sif)を/work以下に置き,HPCクラスタのバッチジョブやインタラクティブジョブで指定することができます.

各ユーザの環境にてsingularity pullを利用することで,公開されているDockerイメージを変換してsifを入手できます.公開されているDockerイメージは [[https://hub.docker.com/|Docker Hub]] や [[https://catalog.ngc.nvidia.com/containers|NVIDIA NGC]] などで検索できます.

例:ROCmのTensorflow Dockerイメージをsifに変換
{{{
$ nohup singularity pull docker://rocm/tensorflow &
}}}
行 7: 行 13:
{{{
$ export SINGULARITY_CACHEDIR=/work/yi041
$ export SINGULARITY_TMPDIR=/work/yi041
{{{
行 13: 行 17:
例:NGCのPytorch Dockerイメージをsifに変換
{{{
$ export SINGULARITY_CACHEDIR=/work/yi041
$ export SINGULARITY_TMPDIR=/work/yi041
例:NVIDIA NGCのPytorch Dockerイメージをsifに変換
{{{

Singularityイメージファイルの入手

Singularityイメージファイル(sif)を/work以下に置き,HPCクラスタのバッチジョブやインタラクティブジョブで指定することができます.

各ユーザの環境にてsingularity pullを利用することで,公開されているDockerイメージを変換してsifを入手できます.公開されているDockerイメージは Docker HubNVIDIA NGC などで検索できます.

例:ROCmのTensorflow Dockerイメージをsifに変換

$ nohup singularity pull docker://rocm/tensorflow &

例:ROCmのPyTorch Dockerイメージをsifに変換

$ nohup singularity pull docker://rocm/pytorch:latest &

例:NVIDIA NGCのPytorch Dockerイメージをsifに変換

$ nohup singularity pull docker://nvcr.io/nvidia/pytorch:22.12-py3 &