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=== Intel コンパイラ === C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. {{{ $ icc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. {{{ $ ifort ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} === PGI コンパイラ === C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. {{{ $ pgcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. {{{ $ pgf90 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} {{{ $ pgf77 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} === GNU コンパイラ === C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. |
== GNU コンパイラ == 窓口サーバで利用できます. C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. |
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=== Fortranコンパイラ === Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. |
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C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. |
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=== Intel MPI === C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. |
== Intel コンパイラ == 窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください. {{{ $ module load intel/2025 }}} C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} == AMD コンパイラ (AOCC) == 窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください. {{{ $ module load aocc/5.0.0 }}} C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ clang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ clang++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ flang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} == Intel MPI == 窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください. {{{ $ module load intelmpi/2025 }}} C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ mpiicc -cc=icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ mpiicpc -cxx=icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. |
行 43: | 行 79: |
$ mpiicc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 | $ mpiifort -fc=ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 |
行 45: | 行 81: |
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. | |
行 47: | 行 82: |
(例) C で記述されたMPI並列計算プログラムをバッチジョブとしてコンパイルし,4プロセス並列で実行する場合のジョブスクリプト |
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行 48: | 行 85: |
$ mpiifort ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 | #!/bin/bash #PBS -q Eduq #PBS -l select=1:ncpus=4:mpiprocs=4 ulimit -c 0 # avoid generating core files . /etc/profile # enable module command module load intel/2025 module load intelmpi/2025 cd $PBS_O_WORKDIR mpiicc -cc=icx test.c -o test.x mpirun -np 4 ./test.x |
行 50: | 行 99: |
=== OpenMPI === C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. |
== Open MPI == 窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください. {{{ $ module load openmpi5.04 }}} |
行 53: | 行 105: |
Open MPIを使用する場合は,コンパイラのコマンドを環境変数で指定します.ここではGNUコンパイラの場合を示します. C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. |
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行 54: | 行 108: |
$ export OMPI_CC=gcc | |
行 56: | 行 111: |
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい. | |
行 58: | 行 112: |
C++ で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. | |
行 59: | 行 114: |
$ export OMPI_CXX=g++ $ mpicxx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortran で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ export OMPI_FC=gfortran |
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行 62: | 行 124: |
$ export OMPI_F77=gfortran | |
行 64: | 行 127: |
(例) Fortran で記述されたMPI並列計算プログラムをバッチジョブとしてコンパイルし,4プロセス並列で実行する場合のジョブスクリプト {{{ #!/bin/bash #PBS -q Eduq #PBS -l select=1:ncpus=4:mpiprocs=4 ulimit -c 0 # avoid generating core files . /etc/profile # enable module command module load intel/2025 module load openmpi5.04 cd $PBS_O_WORKDIR mpiifort -fc=ifx test.f90 -o test.x }}} == ROCm環境のコンパイル == 計算サーバのAMD GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブにより計算サーバに移動してください. {{{ $ qsub -I -q Eduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_amd_2025.01.sif }}} C言語もしくはC++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ hipcc -I/opt/rocm/include -D__HIP_PLATFORM_AMD__ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} * インタラクティブジョブの詳細については,[[https://hpcportal.imc.tut.ac.jp/wiki/HowToSubmitJob|ジョブの実行]] を参照して下さい. == CUDAを利用する場合のコンパイル == CUDAによりIoT・AI基盤システムのNVIDIA GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブによりIoT・AI基盤システムの計算サーバに移動してください. {{{ $ qsub -I -q iEduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_intel_2025.01.sif }}} C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ nvcc -ccbin gcc -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} C++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ nvcc -ccbin g++ -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} Fortranで記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください. {{{ $ nvfortran -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 }}} * インタラクティブジョブの詳細については,[[https://hpcportal.imc.tut.ac.jp/wiki/HowToSubmitJob|ジョブの実行]] を参照して下さい. |
プログラムのコンパイル
GNU コンパイラ
窓口サーバで利用できます. C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ gcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ gfortran ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Intel コンパイラ
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
$ module load intel/2025
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
AMD コンパイラ (AOCC)
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
$ module load aocc/5.0.0
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ clang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ clang++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ flang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Intel MPI
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
$ module load intelmpi/2025
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ mpiicc -cc=icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ mpiicpc -cxx=icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ mpiifort -fc=ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
(例) C で記述されたMPI並列計算プログラムをバッチジョブとしてコンパイルし,4プロセス並列で実行する場合のジョブスクリプト
#PBS -q Eduq #PBS -l select=1:ncpus=4:mpiprocs=4 ulimit -c 0 # avoid generating core files . /etc/profile # enable module command module load intel/2025 module load intelmpi/2025 cd $PBS_O_WORKDIR mpiicc -cc=icx test.c -o test.x mpirun -np 4 ./test.x
Open MPI
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
$ module load openmpi5.04
Open MPIを使用する場合は,コンパイラのコマンドを環境変数で指定します.ここではGNUコンパイラの場合を示します. C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ export OMPI_CC=gcc $ mpicc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++ で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ export OMPI_CXX=g++ $ mpicxx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortran で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ export OMPI_FC=gfortran $ mpif90 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
$ export OMPI_F77=gfortran $ mpif77 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
(例) Fortran で記述されたMPI並列計算プログラムをバッチジョブとしてコンパイルし,4プロセス並列で実行する場合のジョブスクリプト
#PBS -q Eduq #PBS -l select=1:ncpus=4:mpiprocs=4 ulimit -c 0 # avoid generating core files . /etc/profile # enable module command module load intel/2025 module load openmpi5.04 cd $PBS_O_WORKDIR mpiifort -fc=ifx test.f90 -o test.x
ROCm環境のコンパイル
計算サーバのAMD GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブにより計算サーバに移動してください.
$ qsub -I -q Eduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_amd_2025.01.sif
C言語もしくはC++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ hipcc -I/opt/rocm/include -D__HIP_PLATFORM_AMD__ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
* インタラクティブジョブの詳細については,ジョブの実行 を参照して下さい.
CUDAを利用する場合のコンパイル
CUDAによりIoT・AI基盤システムのNVIDIA GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブによりIoT・AI基盤システムの計算サーバに移動してください.
$ qsub -I -q iEduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_intel_2025.01.sif
C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ nvcc -ccbin gcc -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
C++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ nvcc -ccbin g++ -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
Fortranで記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
$ nvfortran -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
* インタラクティブジョブの詳細については,ジョブの実行 を参照して下さい.