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編集者: hitachi28
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サイズ: 5238
編集者: yi041
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行 2: 行 2:
=== Intel コンパイラ ===
C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
== Intel コンパイラ ==
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
行 5: 行 8:
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
行 6: 行 10:
$ icc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 $ icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
行 8: 行 12:
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 10: 行 13:
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 11: 行 15:
$ ifort ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 $ ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
行 13: 行 17:
=== PGI コンパイラ ===
C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 16: 行 18:
{{{
$ pgcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

{{{
$ pgf90 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
{{{
$ pgf77 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
=== GNU コンパイラ ===
C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
== GNU コンパイラ ==
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 33: 行 23:
=== Fortranコンパイラ ===
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 36: 行 24:
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 39: 行 33:
=== Intel MPI ===
C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

== AMD コンパイラ (AOCC) ==
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ clang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ clang++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ flang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

== Intel MPI (Intel コンパイラとの組み合わせ) ==
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ mpiicc -cc=icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ mpiicpc -cxx=icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 43: 行 63:
$ mpiicc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 $ mpiifort -fc=ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
行 45: 行 65:
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 47: 行 66:
== Open MPI ==
Open MPIを使用する場合は,コンパイラのコマンドを環境変数で指定します.ここではGNUコンパイラの場合を示します.
C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 48: 行 70:
$ mpiifort ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
=== OpenMPI ===
C/C++ で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

{{{
$ export OMPI_CC=gcc
行 56: 行 73:
Fortran で記述された計算プログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 58: 行 74:
C++ で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
行 59: 行 76:
$ export OMPI_CXX=g++
$ mpicxx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortran で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ export OMPI_FC=gfortran
行 62: 行 86:
$ export OMPI_F77=gfortran
行 64: 行 89:

== ROCm環境のコンパイル ==
計算サーバのAMD GPUを利用するためのコンパイルコマンドです.
事前にインタラクティブジョブにより計算サーバに移動してください.
{{{
$ qsub -I -q Eduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_amd_2025.01.sif
}}}

C言語もしくはC++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ hipcc -I/opt/rocm/include -D__HIP_PLATFORM_AMD__ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

== NVIDIA HPCコンパイラ ==
IoT・AI基盤システムのNVIDIA GPUを利用するためのコンパイルコマンドです.
事前にインタラクティブジョブによりIoT・AI基盤システムの計算サーバに移動してください.
{{{
$ qsub -I -q iEduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_intel_2025.01.sif
}}}

C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ nvcc -ccbin gcc -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortranで記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.
{{{
$ nvfortran -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

* ジョブの投入方法は,[[https://hpcportal.imc.tut.ac.jp/wiki/HowToSubmitJob|ジョブの実行]] を参照して下さい.

プログラムのコンパイル

Intel コンパイラ

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

GNU コンパイラ

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ gcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ gfortran ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

AMD コンパイラ (AOCC)

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ clang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ clang++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ flang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Intel MPI (Intel コンパイラとの組み合わせ)

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ mpiicc -cc=icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ mpiicpc -cxx=icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ mpiifort -fc=ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Open MPI

Open MPIを使用する場合は,コンパイラのコマンドを環境変数で指定します.ここではGNUコンパイラの場合を示します. C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ export OMPI_CC=gcc
$ mpicc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ export OMPI_CXX=g++
$ mpicxx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ export OMPI_FC=gfortran
$ mpif90 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

$ export OMPI_F77=gfortran
$ mpif77 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

ROCm環境のコンパイル

計算サーバのAMD GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブにより計算サーバに移動してください.

$ qsub -I -q Eduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_amd_2025.01.sif

C言語もしくはC++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ hipcc -I/opt/rocm/include -D__HIP_PLATFORM_AMD__ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

NVIDIA HPCコンパイラ

IoT・AI基盤システムのNVIDIA GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブによりIoT・AI基盤システムの計算サーバに移動してください.

$ qsub -I -q iEduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_intel_2025.01.sif

C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ nvcc -ccbin gcc -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortranで記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行して下さい.

$ nvfortran -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

* ジョブの投入方法は,ジョブの実行 を参照して下さい.