編集不可のページ History 添付ファイル

 

ページ名: "HowToCompile"の差分
27と33のリビジョン間の差分 (その間の編集: 6回)
2025-06-09 03:12:09時点のリビジョン27
サイズ: 5777
編集者: yi041
コメント:
2025-06-10 00:12:53時点のリビジョン33
サイズ: 6391
編集者: yi041
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 2: 行 2:
== GNU コンパイラ (GCC) ==
窓口サーバで利用できます.
C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
{{{
$ gcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
{{{
$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
{{{
$ gfortran ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}
行 5: 行 22:
$ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 $ module load intel/2025
行 23: 行 40:
== GNU コンパイラ ==
C言語記述されたソースコードをコンパイルする以下のコマンドを実行してください.
== AMD コンパイラ (AOCC) ==
窓口サーバ利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
行 26: 行 43:
$ gcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名 $ module load aocc/5.0.0
行 29: 行 46:
C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
{{{
$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.
{{{
$ gfortran ソースファイル名 -o 出力するプログラム名
}}}

== AMD コンパイラ (AOCC) ==
行 55: 行 61:
== Intel MPI (Intel コンパイラとの組み合わせ) == == Intel MPI ==
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
{{{
$ module load intelmpi/2025
}}}
行 72: 行 83:
窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.
{{{
$ module load openmpi5.04
}}}
行 107: 行 123:
* インタラクティブジョブの詳細については,[[https://hpcportal.imc.tut.ac.jp/wiki/HowToSubmitJob|ジョブの実行]] を参照して下さい.

プログラムのコンパイル

GNU コンパイラ (GCC)

窓口サーバで利用できます. C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ gcc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ g++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ gfortran ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Intel コンパイラ

窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.

$ module load intel/2025

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

AMD コンパイラ (AOCC)

窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.

$ module load aocc/5.0.0

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ clang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ clang++ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ flang ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Intel MPI

窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.

$ module load intelmpi/2025

C言語で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ mpiicc -cc=icx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ mpiicpc -cxx=icpx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたソースコードをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ mpiifort -fc=ifx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Open MPI

窓口サーバで利用できます.コンパイルを行う前に,moduleコマンドを実行してください.

$ module load openmpi5.04

Open MPIを使用する場合は,コンパイラのコマンドを環境変数で指定します.ここではGNUコンパイラの場合を示します. C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ export OMPI_CC=gcc
$ mpicc ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++ で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ export OMPI_CXX=g++
$ mpicxx ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortran で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ export OMPI_FC=gfortran
$ mpif90 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

$ export OMPI_F77=gfortran
$ mpif77 ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

ROCm環境のコンパイル

計算サーバのAMD GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブにより計算サーバに移動してください.

$ qsub -I -q Eduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_amd_2025.01.sif

C言語もしくはC++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ hipcc -I/opt/rocm/include -D__HIP_PLATFORM_AMD__ ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

* インタラクティブジョブの詳細については,ジョブの実行 を参照して下さい.

CUDAを利用する場合のコンパイル

CUDAによりIoT・AI基盤システムのNVIDIA GPUを利用するためのコンパイルコマンドです. 事前にインタラクティブジョブによりIoT・AI基盤システムの計算サーバに移動してください.

$ qsub -I -q iEduq -l select=1:ncpus=1:ngpus=1 -v SINGULARITY_IMAGE=/common/Singularity_sif/prg_env_intel_2025.01.sif

C言語で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ nvcc -ccbin gcc -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

C++で記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ nvcc -ccbin g++ -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

Fortranで記述されたプログラムをコンパイルするには,以下のコマンドを実行してください.

$ nvfortran -I/usr/include ソースファイル名 -o 出力するプログラム名

* インタラクティブジョブの詳細については,ジョブの実行 を参照して下さい.